
日本展示会協会(日展協)は韓国展示産業振興会(AKEI)とMOUを締結した。9月2日、AKEIから約20名が来日し、都内・RXジャパン本社で調印式が行われた。
MOUにはMICE関連のイベントへの参加や、展示会運営や技術革新、持続可能性への取り組みなど、様々な分野におけるベストプラクティスなどの共有促進、各団体が主催するイベントにおける会員価格枠の提供、双方の最高経営責任者間で四半期ごとに連絡を取り合うことなどが盛り込まれている。


AKEIのソン・スドク会長(BEXCO代表取締役社長)は、日本と韓国が多くの分野で緊密な交流と協力を続けてきたとして「展示事業もまた両国が世界に羽ばたく重要な役割を果たしてきた。MOU締結は、さらなる協力を進める意義深いもの」と述べた。また日韓の展示会関係者のネットワークを構築することが、新たな機会を生むとして「定期的な交流会議を設け、長期的なパートナーシップを築いていきたい。両国の強みをいかし、展示会ビジネスの国際競争力をさらに高めていく」と語った。

日展協の堀正人会長(イノベント代表取締役)は「課題の共有を通じて、韓国が進んでいる点、日本が進んでいる点、共に学びながら展示会の価値を高めていきたい」と語った。また統計データや会場面積の不足など、日本の展示会産業の課題をいくつか挙げながら「議論を深め、一緒に解決を目指すことができればうれしい」と述べ、安全管理やサステナビリティ、人材育成およびリクルート、国際化や地方開催の推進も重要であるとし「連携を強化して、ともに展示会産業の質を高めていきたい。学び合い、素晴らしい展示会業界を一緒に創っていきましょう」と呼びかけた。

調印式の前には、日展協について国際交流委員会のクリストファー・イブ委員長(インフォーママーケッツジャパン社長)が、AKEIについては国際担当のイム・チョンオン氏がお互いの協会活動や両国の展示会動向について紹介を行った。

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