【産業界と展示会】東京屋外広告美術協同組合 新年会レポート

 東京屋外広告美術協同組合(東広美)は1月17日、都内・東京ドームホテルで新年懇談会を開催した。

 松本幹久理事長は昨年の協会の活動を振り返り、9月のサイン&ディスプレイショウと同時に実施した点検技能講習について、行政関係者の参加を促し、東京都と話し合いの場を設けて、11月に点検のデモンストレーションを実施したことを説明した。また東京に迫る危機に対し、2040年代に目指す強靭な東京の姿の実現に向けて、東京都が取り組みを進める「TOKYO強靭化プロジェクト」に屋外広告の点検強化条例が新しく交付されたことを報告。屋外広告の点検の制度化や資格について触れられているとして「まさに我々が長年求めてきた点検技能講習者の地位向上と確立につながる」と期待を示し「今後は点検強化についてさまざまな団体へ周知活動を行い、行政とも議論を交わしていきたい」と続け、関係各社へ協力を仰いだ。

協会が主催する「サイン&ディスプレイショウ」については、10月22日から24日に開催する。従来の会場として使用していた東京ビッグサイトの改修工事により、今年は会場を有明GYM―EXに移すことから「規模が大きくなる。出展者や来場者に早い段階から周知して励んでいきたい」と語った。

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