パナソニック、大阪・関西万博パビリオン「ノモの国」のファサードを横浜園芸博で再利用へ

「ノモの国」

パナソニックホールディングスは、大阪・関西万博に出展しているパナソニックグループパビリオン「ノモの国」のファサードを2027年に横浜で開催する国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)で再利用することを発表した。「ノモの国」は同社と東邦レオ、永山祐子建築設計が協業したグループパビリオン。

再利用するのは736個ファサードをはじめ、ライトアップ演出に使用していた40台の照明、スピーカー12台やミスト設備など。GREEN×EXPO 2027の「Urban GX Village」に出展する東邦レオのSTUDIO(仮称)でリユースする。

「ノモの国」は未来を担う子どもたちが未来への希望を思い描けるようなパビリオンを目指し「循環」をテーマとしており、同社はパビリオンの建築でも「資源循環型のパビリオン」を掲げ、リサイクル材料の活用などを行ってきた。これらの方向性が自然との共生や幸福感を新たな明日の風景として可視化していくことを目指すGREEN×EXPO 2027との親和性が高いことから再利用を決定したとしている。

またパナソニックグループは、大阪・関西万博閉幕に向け、リユース・リサイクルを検討し、2025年日本国際博覧会協会が目標とする98.1%のリサイクル率の達成に「ノモの国」としても貢献するとしている。

東邦レオのSTUDIO(仮称)イメージ
error:
タイトルとURLをコピーしました