カメラ映像機器工業会(CIPA)が主催するカメラ映像機器の大型展示会「CP+2025」が 2 月 27 日から3月2日までの 4 日間、パシフィコ横浜で開催された。

CP+は近年、一眼レフカメラなどの撮影専用機器に限らず、「撮る」「見る」「つながる」をキーワードとする製品サービスまで幅を広げて展開している。
今年初出展したGoogle Pixel ブースでは、GooglePixel の最新機種を展示し、高精細 AI カメラ機能を試すことができた。



キヤノンは「EOS R1」やフルサイズミラーレスカメラ「EOS R5 Mark II」で試し撮りできるハーフバスケットコートを展開。コートではシュート練習のほか、チアダンスなどが展開された。またMR(複合現実)コーナーも設け、ヘッドマウントディスプレイやイマーシブ体験ができるプレゼンテーションなどを実施した。





激しい動きを行う被写体への対応力を示したのはソニーも同様で、さまざまなスポーツを実演。デジタル一眼カメラのフラッグシップモデル「α1 II」や各種レンズといった従来のカメラだけでなく、昨今のニーズに対応したVLOGCAMや、ソニーが提供する映像クリエイター向けのサービス「Creators’ Cloud」の最新版のデモ体験も実施した。



今回のCP+は前回同様オンラインを併用したハイブリッド形式で開催した。会場には過去最多となる 125 の企業・団体が出展し、4日間で5万5,776人が来場した。
「CP+2026」は2026年2月26日から3月1日、パシフィコ横浜で開催を予定している。