カメラ映像機器工業会(CIPA)が主催するカメラ映像機器の大型展示会「CP+2025」が 2 月 27 日から3月2日までの 4 日間、パシフィコ横浜で開催された。
CP+2025に出展したニコンは展示製品や体験に合わせてエリアを構成した。


11月に発売した「Z50Ⅱ」シリーズや2024年に発売した「Z6Ⅲ」といった新しいカメラを試すことができるエリアは「ニコン クリエイティブ スタジオ」という名で、若年層を対象に、映画のスタジオ、セット裏をイメージした空間で撮影を楽むことができる。






昨年、米シネマカメラメーカーREDを子会社化したニコンは今年、CP+としてはじめて映像制作者向けのエリアを展開した。映像制作者向けのパワーズームレンズと実機を展示。新たに「REDシネマ」という新しいシリーズを立ち上げており、一眼カメラで磨き上げてきた光学技術を最大限に活かすとしており、今後の事業のなかでも映像制作カメラの期待を示すエリアとなった。


また2月28日発売のワールドプレミア「NIKKOR Z 35mm f/1.2 S」の体験エリアも用意した。アジアンテイストの、ランタンをちりばめた空間にすることで、撮影でレンズが映す光と色の発色を体感できる。

また光源を限定した「Z6Ⅲ」の体験エリアは”光と影の部屋”と題し、カーテンを閉めた状態や開けた状態の目にピントが合うことを体感できる。開けた状態でも明るい環境になるが、ファインダーを見たときに実際に抗原の明るさをクリアに感知できる。

