PIショーが開幕 ノベルティや販促品が池袋サンシャインシティに集結

販促品や企業向けギフト、ノベルティグッズ、サステナブル製品などが集まる「第71回インターナショナル プレミアム・インセンティブショー(PIショー)春2025」が池袋・サンシャインシティ文化会館ビル コンベンションセンターでスタートした。主催はビジネスガイド社。今年の開催テーマは“販売促進の原点回帰 Part2 世代を超越する販促品のチカラ”で、4月16日から18日の3日間で実施する。

4月16日に行われた開会式では、ビジネスガイド社ほか、各関連団体や出展企業が登壇し、展示会への期待と今後の販促市場への展望を語った。

対日貿易投資交流促進協会の樋口勉理事長は、物価上昇や国際情勢の不安定さに言及しつつも、インバウンド需要や大阪・関西万博などを背景とした消費拡大への期待を示し「AIなどの技術を活用することで、事業者が創意工夫を凝らして新たな消費者層を開拓し、購買意欲を喚起するような販売促進の手法を構築していくことが、これからの時代においてはますます重要。PIショーは多くの素晴らしいアイデアやヒントに出会う場となる」と語った。

出展者代表として登壇したアライブの高木勝則代表取締役は、ビジネスガイド社が主催するギフトショーやプレミアム・インセンティブショーに年4回出展している立場として「展示会は新製品の発表の場として、また一流企業との出会いの場として、非常に貴重な機会」と述べ、開催テーマについて「まさに今の時代にふさわしいもの。私たちも一度立ち止まり、販売促進の原点に立ち返ることで、時代に即した製品開発を進めていきたい」と続けた。

最後にビジネスガイド社の芳賀信享社長は、世代間の違いやジェンダーレスの概念が広がり、販促活動でもアプローチ方法やニーズも変化したことで、マーケティング活動におけるリーチが難しくなってきていることから「共通するリーチする方法が『販促品』。もらってうれしい販促品こそが、世代や性別を超えて指示される」と語り、展示会を今後のマーケティング戦略に活かしてほしいと呼びかけた。

会場では日本アドバタイザーズ協会による「第62回JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール」の受賞展示のほか、17日には特設ステージでアース製薬、亀田製菓、日清食品、日本コカ・コーラ、弘前観光コンベンション協会が実施したプロモーションキャンペーンについて企業や広告代理店担当者が語る「第34回 日本プロモーション企画コンテスト」の表彰式とプレゼンテーションが行われる。

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