【産業界と展示会】日本食品機械工業会 新年会レポート

日本食品機械工業会(日食工)は1月16日、東京・港区の東京プリンスホテルで令和7年新春賀詞交歓会を開催した。

大川原行雄会長

大川原行雄会長(大川原製作所社長)は挨拶の場で、現在の食品業界の状況について、「安心・安全な食品の提供、労働力の確保、自動化、省力化、生産性向上、グローバル化への対応、地球環境負荷低減といったことでコストが上昇している」と分析。企業は収益の厳しい中経営している状況にあるとした。また、慢性的な労働力不足解決のため、中小企業省力化投資補助金を省人化、省力化、設備投資に充てていると述べた。そして「食品業界も多様化する中、エンドユーザーの問題解決に向けて努力していく」と語った。

6月10日から13日までの4日間、東京ビッグサイトで開催する「FOOMA Japan迎える。過去最大規模となる見込みで、大川原会長は「成功に向けて関係者一同、身を引き締めていく」と発言した。

さらに、4月13日から大阪の人工島夢洲で開催される「大阪・関西万博」にも言及。「日本全体を盛り上げる大きなイベントだ」として、会員に協力を呼び掛けた。

日食工の会員数は増加傾向にあり、同日の理事会で新たに入会した企業を含め、総会員数520社、正会員数248社・2団体、賛助会員数270社となった。

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