横浜観光協会は2月19日、MICE開催地・横浜の魅力をプロモーションする「YOKOHAMA MICE SHOWCASE 2026」を実施し、モニターツアーをはじめ、最新のMICEコンテンツのプレゼンテーション、商談会や交流会を行った。94人のMICE関係者が参加した。

モニターツアーは、横浜中華街ガイド付きフードツアーや横浜駅周辺ユニークベニュー視察会などを展開。サステナブルコンテンツツアーとして行われた「アグリ王(新横浜LED菜園)」訪問ツアーでは、参加者は魚の養殖と野菜や植物の水耕栽培を同時に行う循環型農業「アクアポニックス」について学んだのち、アクアポニックス設備の最適な導入場所や栽培する植物と魚について特性を考えて組み合わせを考えるワークショップを実施。その後、同社のLED植物工場設備を導入したレストランを訪問した。


パシフィコ横浜・ノースで実施されたプレゼンテーションでは横浜市のMICEの最新動向について発表が行われた。はじめにあいさつした横浜市観光協会の加納弘子事務局長は、横浜で開催する「GREEN×EXPO 2027」について「あと1年と迫り、市内では開催に合わせてサステナブルな未来をつくっていくためのプロジェクトが動き出している」と述べ、環境、社会、ガバナンス、地域の4分野における企業・団体の取り組みを評価して3つのランクで認証する、横浜市独自のSDGs認証制度「Y-SDGs」の上位ランク「Superior(スーペリア)」を横浜観光協会として取得したと発表した。今回のショーケースについて「ここでの出会いから新たなビジネスが生まれ、継続的なパートナーシップへと発展してほしい」と参加者に呼び掛けた。

サステナブルなMICEへの具体的な取り組みについてはMICE振興部の江草春奈氏が説明を行った。サステナブルMICEへの需要の高まりについてICCAのアンケートを交えながら説明し、コンベンション主催者やミーティングプランナーの93%がサステナビリティを重要視していると指摘。「サステナブルな取り組みMICE体験を高め、結果として参加者数の増加にもつながる」と説明した。横浜のサステナブルなMICEの受け入れ態勢については、SUPを使った川のごみ拾い体験など、地域貢献型の体験プログラムを紹介。

今回のショーケースでも、徒歩や公共交通機関を活用したモニターツアー、オーガニック食材を使ったケータリング、再利用可能なネームホルダーの使用など、参加者視点でサステナブルな運営を実践し、イベント開催に伴うCO₂排出量の算定とカーボンオフセットにも取り組んだことを説明。「横浜にはサステナブルなMICE開催を支える多様なサプライヤーが存在する。主催者の皆様とともに持続可能なMICEを推進していきたい」と呼びかけた。
交流会は会場から徒歩圏内にある「Shiseido Beauty Park」にて行われ、琴演奏と華道によるパフォーマンスも展開された。

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