台湾経済部が主催する「TAIWAN EXPO (台湾エキスポ)JAPAN 2026」が7月15日、東京・新宿住友ビル三角広場で開幕した。会期は17日までの3日間。









台湾エキスポは台湾の産業や技術、文化の魅力を紹介する世界各地で開催されているビジネスイベントで、日本では初開催となった2023年から3年ぶりの開催となった。今年は「AIスマート製造」「エネルギー・循環」「スマートシティ」「スマートヘルスケア」「FOOD・LIFESTYLE」の5つを主要テーマに構成。AIや半導体関連技術、脱炭素ソリューション、健康・医療分野のほか、食品やライフスタイル製品など幅広い分野の約150の台湾企業・団体が出展し、日本企業とのビジネス交流や市場開拓を図る。


オープニングセレモニーでは、2035年のニュース番組風映像が流され、2035年の社会づくりの基盤となった2026年にタイムスリップする構成で、台湾エキスポが未来を作る場であることが示された。あいさつで登壇した台湾経済部の龔明鑫(きょう・めいきん)部長は「この映像の示す通り、台湾エキスポは世界の産業が急速に再編され、AIの進化が加速し、そして次の世代の産業協力へ向かう最も重要な出発の象徴と言える」と3日間の意気込みを語るとともに、日本との関係について「これまで精密機械や情報通信、半導体、AI、スマート製造、グリーンテクノロジー、スマート医療など幅広い分野で、それぞれの強みを生かしながら連携を深めてきた」と説明。TSMCの熊本進出を契機に、関連する台湾企業の日本進出も進んでおり、半導体を中心とするサプライチェーン協力が一段と拡大していると述べた。
またAIの普及に伴い、計算能力や先端技術が産業高度化の鍵になっていると指摘。日台企業が共同開発や技術連携を進めることで、新たな産業機会を生み出せると強調し「台湾エキスポは単に台湾の製品や技術を紹介する場ではなく、技術展示や商談、ビジネスマッチングを通じて、市場開拓から投資、サプライチェーン連携へと協力を発展させる場」と位置付けた。

会場内には「台湾エクセレンス」パビリオンも設置され、研究開発、デザイン、品質、マーケティングの観点から選定された台湾企業28社・66製品を展示。「スマートAI」「スポーツ・ヘルスケア」「良質な暮らし」の3つのゾーンで、台湾のイノベーションやライフスタイルを紹介している。
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