【イベントレポート】東京ドームシティで「東京ホラー特区!!2026」が開幕

東京ホラー特区!!2026とは

映画、ドラマ、ゲーム、コミック、アートといったジャンルを横断し、国内外の作品やクリエイターたちが集結するホラーイベント。2026年9月11日(金)~13日(日)まで東京ドームシティ プリズムホールで開催している。

著名なホラー映画の監督や俳優といった豪華ゲストが登壇するステージイベントをはじめ、ここでしか見られない特別展示やホラー関連グッズが揃う物販・体験ブースを楽しめる。「日本ホラーゲーム大賞2026 produced by 百室」および「東京ホラー特区‼インディーホラーゲーム大賞」の受賞作を発表する授賞式も実施。映画『グレムリン』のジョー・ダンテ監督とザック・ギャリガンのほか、リンダ・ハミルトン、エドワード・ファーロングら豪華セレブも来日。

9月11日(金)には報道陣向けに内覧会が開催された。その模様をレポートする。

コンテンツ紹介① キービジュアル展示

エントランスにはファイナルファンタジーシリーズのキャラクターデザインなどで知られるイラストレーター・天野喜孝氏が手掛けたキービジュアルが展示されている。こちらを睨みつけるように見ている切れ長の目をした女性と、その女性を囲むように存在する数々の魑魅魍魎たち。恐ろしいのにどこか幻想的なそのタッチに、思わず吸い込まれてしまいそうになる。

物販コーナーではこちらのキービジュアルを使用したポスターやTシャツなども販売されているので、ぜひチェックしてほしい。

コンテンツ紹介② お化け屋敷の人形回廊

会場で来場者をまっさきに待ち受けるのが「お化け屋敷の人形回廊」だ。1992年より、五味弘文氏のプロデュースのもと数々の名作を生み出してきた東京ドームシティのお化け屋敷を恐怖で彩った、歴代のお化け人形を特別展示。おどろおどろしい形相の人形たちがずらりと並ぶ様はまさに壮観。ホラーマニアの方にはここでぜひ「推し人形」を見つけて欲しい。

コンテンツ紹介② ムー メキシコ神秘展

世界の謎と不思議に挑戦するスーパーミステリー・マガジン「ムー」が、神秘の国メキシコ取材から持ち帰った不思議なアイテムを公開! 異星人ミイラ、呪術人形、聖なるトゲ十字は、どれもホラーを超えたホンモノ。

歴代の表紙を使ったアートも展示されており、オカルトマニア垂涎の内容となっている。

コンテンツ紹介③ OBAKEN ZOMBIE ESCAPE(オバケン ゾンビエスケープ)

方南町お化け屋敷オバケンが贈る、スリル満点の体験型脱出アトラクション。参加者は主人公となり、感染者があふれる危険区域へ。迫りくるリアルで凶暴なゾンビたちから身を隠しながら、施設内に散りばめられた情報を頼りにミッションをクリアし、無事に脱出することを目指す。

コンテンツ紹介④ 出展ブース

出展ブースコーナーでは様々な企業やクリエイターが、個性あふれるコンテンツを出展した。その一部を紹介する。

オフィスバーン お化け屋敷では実際のお化け屋敷で使われていた、迫力のあるギミック付き人形を展示。そのあまりの迫力は、お化け屋敷でなくとも夢に出てきそうなほどだ。

特別展示「追悼 鈴木光司」(協力/KADOKAWA「怪と幽」)』では、映画「リング」に登場した井戸のレプリカを設置。井戸の前に立って頭を垂れながら記念撮影すれば、あなたも貞子の気持ちを味わえるかもしれない。

映画『八つ墓村』祟りの祠 HOKORAでは9月18日の公開を記念した特別展示を実施。名探偵・金田一耕助と、物語の重要なキーパーソンとなる田治見要蔵の劇中衣装が展示されており、ホラー好きはもちろん映画好きも要チェックの内容だ。

コンテンツ紹介⑤ 個人クリエイター出展ブース

個人クリエイター出展ブースでは、インディーホラーゲームやホラーゲームブック、グッズなど魅力あふれる数々のコンテンツが出展された。

血ザクロ学園ではゲームブック形式のホラーアドベンチャー小説『血ザクロ学園』シリーズを展示。小説版の冒頭部分を無料配布するほか、マーダーミステリー版(スピンオフ)も販売。可愛らしい少女が描かれた表紙からは想像できないほどグロテスクな内容だが、それ故の美しさも感じる。

『Kodoku -コドク-』和風ホラーゲームは今年発売したばかりの新作和風サバイバルホラーゲーム。魂を集めることのできる不思議な壺を使って、化物から逃げつつ脱出を目指すという内容だ。ブースでは試遊も可能で、短時間ながら追われる恐怖にゾクリとさせられた。

コンテンツ紹介⑥ イベントステージ

ステージエリアでは、映画やゲームだけでない様々なホラーコンテンツを紹介。

オープニングセレモニーにはジョー・ダンテ、ザック・ギャリガン、リンダ・ハミルトン、エドワード・ファーロング、関暁夫、五味弘文、O-MENZなど豪華ゲストが登場。ホラーファンを喜ばせた。

また、ホラーファンと専門家の投票により最高のホラーゲームを選出・表彰する『日本ホラーゲーム大賞2026 produced by 百室』の授賞式も行われた。大賞を受賞したのはコナミデジタルエンタテインメントが2025年9月25日に発売した、サイコロジカルホラーゲーム『SILENT HILL f』。作劇の巧みさ、印象深いセリフ回し、周回プレイで変化する物語構造などが高く評価された。

内覧会を終えて

今回、内覧会の限られた時間では残念ながらすべてのコンテンツを味わい尽くすことはできなかった。本記事で紹介したもの以外にも、会場にはホラーファン必見のコンテンツが目白押しで、一人のホラーファンとしても興奮を隠しきれないほどであった。

非常に丁寧かつ上質なホラーイベントに仕上がっているので、ぜひ夏の終わりに“背筋がゾクリ”とするような体験を楽しんで欲しい。

編集/執筆/取材
イベスル編集部

展示会・MICEの最新情報を発信する専門メディア「イベスル」の公式編集部です。東京ビッグサイトをはじめとする見本市会場に足を運び、主催者や出展者への直接取材を通じた「一次情報」をお届けしています。ビジネスチャンスを創出する場としてのMICEの魅力を、現場の視点からレポートします。

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