イタリア・パルマのフィエーレ・ディ・パルマで10月27日から30日まで開催された食品加工・包装技術の国際見本市「Cibus Tec 2026」が閉幕した。主催者発表によると、来場者数は120カ国から4万人を超え、前回比10%増と過去最多を記録した。

「Cibus Tec 2026」はイタリア・パルマで開催される、食品・飲料産業向けの加工・製造・包装技術を専門とする国際見本市。ドイツのケルンメッセとイタリアのフィエーレ・ディ・パルマによる合弁会社、Koeln Parma Exhibitions(KPE)が主催する。

今回はおよそ1,300社が出展。会場内には19カ国のナショナルパビリオンが展開するなど海外企業は30%を占め、食品・飲料産業における製造、加工、包装など、サプライチェーン全体を網羅する技術やソリューションが紹介された。
ベーカリー産業にフォーカスした初のプロジェクト「Bakery? Yes, We Tec!」では、新たな食品配合、食品ロス削減、省エネルギー、デジタル化などをテーマに、製パン・製菓分野の技術革新を展示したほか、従来からの主要分野である飲料関連では、「Beverage? Yes, We Tec!」「Wine? Yes, We Tec!」を実施。水、清涼飲料、ワイン、アルコール・ノンアルコール飲料などの製造技術を紹介し、持続可能性やエネルギー効率、生産設備の信頼性向上に向けた最新ソリューションを発信した。

海外バイヤーの誘致にも注力し、業界最大規模をうたう「Top Buyer Program」を通じて3,000人以上の有力海外バイヤーが来場。出展企業との商談や国際的なビジネス交流を促進した。なかでもアフリカは20カ国から300人以上の業界関係者が来場した。主催者は今年、イタリア企業の技術や専門知識をアフリカ市場に紹介するプログラム「Cibus Tec for Africa」をアフリカ4カ国で展開し、貿易ミッションや現地関係者との交流を実施してきた。プロジェクトは2027年も継続し、6月22日から24日まで南アフリカ・ケープタウンで開催される「Anuga Select South Africa」にイタリアパビリオンを設置する予定。
次回の「Cibus Tec」は2029年10月23日から26日までパルマで開催する。

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