エスコンが統合報告書2026発行 スタジアム・アリーナの集客力をまちづくりへ

エスコンは8月31日、「統合報告書2026」を公開した。報告書では2026年3月期の事業実績や成長戦略、サステナビリティ経営などのほか、北海道ボールパークFビレッジ(Fビレッジ)をはじめとする、スポーツ・エンターテインメントを核とした持続可能なまちづくりを新たなビジネスモデルとして取り上げている。

エスコンは北海道・北広島市に「エスコンフィールドHOKKAIDO」を核にホテルやタワーマンション、商業・オフィス・賃貸レジデンスを開発、展開している。2028年にはJR新駅の開業や大学の移転も予定されているなど、スタジアムへの集客を周辺エリアの価値向上につなげるまちづくりを進めている。

報告書では、スタジアム・アリーナの集客力と商業施設の高い親和性について、Fビレッジ開発で得た知見としながらも、試合日と試合がない日で来場者数が大きく異なることから、人流の変動への対応を開発上の課題として挙げている。

エスコンではアリーナを軸とした地域開発のノウハウを全国に展開するため、2023年12月にエスコン、ファイターズスポーツ&エンターテイメント、ディー・エヌ・エーの3社でエスコンスポーツ&エンターテイメントを設立した。スポーツ・エンターテインメントに特化した不動産開発に加え、全国で進むスタジアム・アリーナ構想へのアドバイザリー業務に取り組んでいる。

報告書では地方創生の取組として、Jリーグ「モンテディオ山形」の新スタジアムを核としたまちづくりも紹介。エスコンは2026年、クラブ運営会社と新スタジアムを建設・保有する事業会社を連結子会社化しており、北海道で培ったノウハウを活かして山形県天童市で新たな拠点づくりを進める。

編集/執筆/取材
イベスル編集部

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