インテリアライフスタイル2026が6月10日から東京ビッグサイトではじまった。インテリアライフスタイルはギフトから家具、服飾雑貨など衣・食・住に関わるブランドが集まる国際見本市で12日までの3日間開催される。主催はメッセフランクフルトジャパン。
会場には国内外約400社が出展し、衣・食・住に関わるデザイン性の高い最新プロダクトやサービスを紹介した。

工業用バネを提供するMAENIは航空宇宙事業や鉄道車両などの最先端の駆動を支える圧縮ばね“コイルドウェーブスプリング”から着想を得たスマートキーリングを出展した。従来のキーリングと異なり、リング部分が波型で密着していないため、波の隙間から鍵を挿入して簡単に取り付けることができ、爪を傷めない。


出展者によると遠くから見たときには通常のキーリングとの違いが分かりづらいため、手に取って間近に見ることができる展示会は有効な商談の場という。
キャッチコピーを大きく掲示して来場者にアピール。担当者は「デザインにこだわって文字情報を抑えたブースで出展もしていたが、数ある出展者のなかから見つけてもらうためにわかりやすいブースにした」と話す。

静岡の家具、木工、金属加工など地域メーカーとデザイナーの協業による商品開発を推進する「つなぐデザインしずおか」も出展。静岡のものづくり企業が持つ技術力にデザイン性を組み合わせることで生まれたさまざまなプロダクトを展示した。ウッドクラフトコバヤシはデザイナー兼皮革製品も手掛けるケルビムとタッグを組んでヒノキを使ったカバンを展示。ヌメ革と無垢材という使い込むほどに風合いがでてくる素材のため「10年後に完成するカバン」を謡う。ブースではデザイナーの作品をあしらったタイプも展示された。



主催者企画として、スマイルズのプロデュースによる「ワーク&ライフスタイル 仕事と生活の公私同根(こうしどうこん)」も展開された。ものづくりはビジネスのためだけではなく、個人の興味や日常の中で感じる面白さやときめきから生まれるという考えのもと、商品開発の背景にある想いやストーリーに焦点を当てた企画。
会場では、出展者や関係者の興味・関心や好きなことなどを紹介するペーパーを配布。商品そのものだけでなく、その背景にある価値観や人となりを伝えることで、出展者のストーリーや熱量に共感するバイヤーとの出会いを創出した。
スマイルズの担当者は「結婚式の二次会のような一体感や高揚感のある場をイメージした」と話す。会場設計では、閉塞感を抑えるため高さ90センチの低い壁を採用したほか、廃材を出さない工夫としてパレットを活用して中央ステージを構成。そのほかセミナースペースをカフェエリアからも見渡せるレイアウトとし、来場者が自然に交流しやすい空間づくりがなされていた。







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